原案:オスカー・ワイルド 
作・演出:池田純矢 
音楽:和田俊輔

INTRODUCTION

1893年、オスカー・ワイルドによって書かれた戯曲「サロメ」は、
その背徳性と不道徳な内容から暫く上演を禁じられていた
…しかし、残酷ながらも妖艶で耽美な物語は今も尚、
人々を魅了してやまない。
エン*ゲキシリーズ最新作は、古典×歌×演劇の究極の融合!
ミュージカルでも音楽劇でも無い、全く新しい
“LIVE ENTERTAINMENT”がここに誕生する。

STORY

王女サロメは生きることに嫌気がさしていた。

ある晩、王であり義理の父が向ける悍ましい視線から
逃れるようにテラスへ出ると、美しい唱声を聴く。
牢獄に幽閉されていた声の主・ヨカナーンは、
唱う言葉が全て現実のものとなる不思議な力を持っていた。
妖艶な魅力に取り憑かれるように惹かれていくサロメ。

いつしか逢瀬を重ねていく二人だったが、王はそんな関係を赦しはしない。
そして、ヨカナーンは世界の根幹を揺るがす重大な秘密を明かし、
サロメとある約束を交わす…

エン*ゲキとは?

役者・池田純矢が自身の脚本・演出により《演劇とは娯楽であるべきだ》の理念のもと、 誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演する為に作られた企画。

2015年、#01「君との距離は100億光年」を上演。
2017年、#02「スター☆ピープルズ!!」を24歳と言う異例の若さで紀伊國屋ホールにて上演。
2018年、#03「ザ・池田屋!」では紀伊國屋ホールでの上演を大幅に拡大し、初の地方公演も実施された。

Cast

Member

松岡 充

Member

豊原江理佳

Member

納谷 健

Member

小浦一優

(芋洗坂係長)
Member

吉田仁美

Member

池田純矢

Member

鈴木勝吾

Member

シルビア・グラブ

ほか

Schedule

東京

紀伊國屋ホール 2019年10月5日(土)ー13日(日)


大阪

サンケイホールブリーゼ 2019年10月下旬


一般発売

2019年7月予定


『絶唱サロメ』
製作:バール 
サンライズプロモーション大阪 
関西テレビ放送

Comments

池田純矢

松岡さんと出会って以来、どうしてもこの人を主人公に作品を描きたいと思っていました。
なぜなら、歌も芝居もビジュアルも性格も、どうしようもなく人を惹き付けるパワーがあって、こんな“この世のものじゃない感”のある魅力を持った人は他にはいないと思うからです。
そこで僕は勝手に企画を立て、台本を書き、劇場を押さえ、松岡さんにオファーをしました。
「松岡さんが断るならこの企画はお蔵入りです」と言って(笑)。
そうして、エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』が立ち上がりました。

題材にしたのは、1893年にオスカー・ワイルドによって書かれた『サロメ』。
残酷で妖艶な美しさのある物語だと言われますが、たとえば残酷性の裏には愛があるように、その奥にはただ表面的に美しいとか残酷であるといったことにとどまらないものがあるような気がしていて。
その芯の部分を表現することが、松岡さんの魅力をビビッドに出すことにつながるのではないかと思ったんです。
また、この戯曲の古典ならではの言葉の美しさは、音楽の歌詞にも似ている。これも松岡さんの歌の魅力を存分に活かせると思いました。
ただ、これはミュージカルでも音楽劇でもありません。歌をちゃんと歌として歌う、これまでにない演劇と音楽の融合を考えています。

エン*ゲキは、自分が今一番面白いと思うことを今自分ができる全力で作りたいと立ち上げた場。
まさしく、今僕が思う一番がここに集約されています。


松岡 充

音楽デビューして今年で24年。俳優活動を始めてからでも17年になります。
その間、様々な出会いがありいろんな経験をしてきたからこそ言えるんですが、池田純矢という人間の才能は、年齢やキャリアだけでははかれないものがあります。
演者としても共演して注目せざるを得ないものがありましたが、その後、いろんな話をしているうちに、クリエイターとしてもプロデューサーとしても面白いアイデアを持って実行していることがわかり、「いくつ顔を持ってんねん!」と興味が湧いてきて。

彼の魅力に惹きつけられていたところ、今回のオファーを頂いたので、タイミング的にも口説かれ方においても、「やります」と言うしかない状態でした(笑)。

これまでいろんな活動を経験してきて、今後の人生で当てのないチャレンジはしたくないという想いがあります。
その点、台本を書き上げてからオファーをいただいたことだけでもとても安心感がありました。
おまけにそれが、「これ現実的なこともちゃんと考えてる?」と言いたくなるくらい(笑)、純粋にやりたいことだけを詰めた、丸裸のような内容。
同じアーティストとして非常に共感し、やりがいを感じました。
また、『サロメ』を、誰にでもわかる深い人間ストーリーとして描こうとしていること、そして音楽の使い方、すべて、見たことのないところに行きたいと思っていることがにじみ出ています。

純矢がやろうとしていることは、ある意味パンク。面白くなるはずです。